第38代理事長 下舞 恵介

2021年度スローガン
「動き出そう。ゼロをイチにしよう。」

基本方針

  • 南さつま市民との交流事業と継続事業の展開
  • 気づきを中心とした青少年育成事業
  • 自己の成長と会員拡大

はじめに

  南さつま青年会議所は創立以来、このまちに根差した活動・運動を行って参りました。先輩方がまちを想い、一生懸命汗を流したご尽力により活動・運動を続けることが出来ております。改めて歴代の先輩方に感謝すると共に、本年度もこのまちのために活動・運動に取り組んで参ります。

青年会議所は「明るい豊かなまちづくり」を目指して活動・運動を行っている団体です。しかし現在の社会を見渡すと様々な課題があり、南さつま市も例外ではありません。将来の先行きが見通せない中でコロナが発生しました。昨年度の南さつま青年会議所も活動・運動に大きな影響を受けました。コロナ禍により事業が行えない、または内容を変更せざるを得ないという事態に直面しました。コロナ禍が私たちに突き付けたものは何なのか。私たちの住み暮らす社会はどのように変わっていくのか。私たちは何をすべきなのか。誰も答えが分からない状況が今後も続いていくと思います。コロナ禍でも、青年会議所は持続可能な社会に向けて活動・運動を継続して参ります。国連が2015年に掲げ、持続可能な社会を目指すSDGsはコロナ禍においても推奨していく必要があります。青年会議所では本年も事業を行う上でSDGsを意識して計画を立案します。

私たちは昨年、想定していた事業が出来ないことで悔しさや無力感を経験し、その後に事業を出来たことのありがたさを感じることが出来ました。事業が行えなければ、事業を通してまちへの貢献も我々の成長も望めません。事業を含めた青年会議所の活動・運動はコロナ禍に対応して推進します。そして、事業を通じて様々なことに挑戦し経験を積み成長します。私たちは大きな課題に向けて本年取り組んでいく必要があります。

本年度の南さつま青年会議所スローガンに「動き出そう。ゼロをイチにしよう。」を掲げさせて頂きました。「動き出そう」にはコロナ禍で自粛が続く状況の中でも活動・運動を行うという想いを込めました。「ゼロをイチにしよう」には、「知らない、経験したことのない」という「ゼロ」の状態を「知っている、経験したことのある」という「イチ」にしようという想いです。例えば面識のない人に出会う、行ったことのない場所に行く、知らないことを知る、新たなことに挑戦するなど、仕事や日常の中で「ゼロ」を「イチ」にする機会は無数にあります。そして、青年会議所では仕事や日常とは異なる経験が出来ます。

「ゼロ」が「イチ」になれば、それが10にも100にもなります。また、多くの「ゼロ」が「イチ」になることで、一見無関係である「イチ」同士が未来のどこかで線となり結びつき、新たな発想や成果、そして自己の成長に繋がり人生を豊かにします。本年は多くの「ゼロ」を「イチ」にすることを念頭に置き、青年会議所活動・運動に反映して参ります。

青年会議所活動・運動はこのまちにどのような価値を生み、貢献が出来ているのでしょうか。私たちの活動・運動の生み出す価値が、今問われています。私たちはこのまちで仕事をさせて頂いております。まちから受けた恩に感謝しまちに返すことが青年会議所活動・運動の一面です。そのため、私たちが行う活動・運動はこのまちにきちんと恩返し出来ているのかを踏まえて事業を考える必要があります。

青年会議所全般についても改めて考えます。理事会や例会などの青年会議所を運営するための制度は、どのような理由や意味があるのだろうか、そういった視点に立って、一つひとつの仕組みを考えます。このまちのために必要な存在であるためには、私たちはどうあるべきか。組織の論理や前例の有無に関わらず、本質的な価値に重きを置き、「やってみる」ことを大切にします。私たちの行うことに対して、なぜ行うかが分かれば納得感が生まれます。納得感が生まれることで、同じことを行っても違った成果を生む可能性があります。青年会議所を持続可能な団体とするためにも、青年会議所という団体をよりよくするためにも、こうした状況であるがゆえに、今までの当たり前を考えることを大切にします。

 

まちづくり・青少年事業

 青年会議所は「まちづくり事業」および「青少年育成事業」を推進しております。

まちづくり事業ではこのまちの魅力は何かを考え、まちの活性化に寄与する活動・運動を行います。

まちをとりまく情勢は、人口減少を始めとする多くの課題に直面しております。こうした状況を少しでも改善し、明るい豊かな社会を実現するためにも、まちの活性化は必要不可欠です。これまでの青年会議所活動・運動を振り返ると、新たな事業を立ち上げる、すなわち「ゼロ」を「イチ」にすることを多く行って参りました。多くの新しい事業が生まれたのは、地域の歴史や魅力を再発見し、このまちに求められていることを考え、事業に反映したことの現れです。まちへの想いがあれば行動として現れ、新たな事業や既存事業の改善に繋がります。一つひとつの「イチ」は小さくても、やがて大きく発展することで、まちが活性化し明るい豊かな社会の実現に寄与するものと信じております。

青少年育成事業ではこのまちの宝である子どもたちに、自分で考えて行動できる大人へ成長するための事業を行います。子どもたちを取り巻く環境は、ひと昔前と比べて大幅に変化しております。情報化の発達により、情報が簡単に得やすい環境が整い、自分の興味あることに瞬時にアクセスできます。情報は得やすくなりましたが、情報だけでは人は成長しません。自分の中で考え、行動に移し気付き得るという経験を通して人は学び成長していきます。青年会議所では、子どもたちに行動することで「気付いた」、「感じた」、「知った」といった「ゼロ」を「イチ」にする事業を通して子どもたちの成長に寄与して参ります。

まちづくり・青少年のいずれの事業も本当にこのまちから求められているのか、まちへの貢献となっているのかを踏まえて事業を展開して参ります。本年に関しましてはwithコロナの時代に、どのように事業を成立させていくのかという課題もあります。事業を通じて価値を創造し、「ゼロ」を「イチ」にすることでまちへ貢献して参ります。

会員拡大

 青年会議所がこのまちに貢献するそのためにも活動・運動を持続可能なものとして次代へ繋いでいく必要があります。青年会議所のメンバーとして在籍できるのは40歳までです。新しいメンバーを勧誘していかなければ、青年会議所は消滅してしまいます。新しいメンバーが入れば組織の新陳代謝が促され、常に新しい考えや意見を持った人が参加します。多様な背景を持つメンバーと共に、新しい発想を取り入れて事業構築に反映させて参ります。近年は活動・運動の様子を各種SNSやホームページを用いて発信しております。本年度も様々な手段を用いて青年会議所の活動・運動を発信して参ります。会員拡大という視点からだけでなく、まちの人々に青年会議所を知ってもらうことを大切にします。

結びに

 青年会議所に私が入会したのが2015年で、本年で7年目となります。様々な事業を通して多くの経験をさせて頂きました。仕事では接点がない人と出会い、事業の進め方や背景・目的の大切さを知りました。そして人を巻き込んで物事を進めることの難しさ、多くの人と協力して事業を達成した嬉しさを経験しました。私は青年会議所活動・運動を通して多くの「ゼロ」が「イチ」になったと感じています。本年も青年会議所の理事長職を担うことを通して、今まで培ってきたものを大きくすると同時に、多くの「ゼロ」を「イチ」にして参ります。そして、自分が受けた教えを少しでも次代へ繋げられるよう、活動・運動に取り組んで参ります。

今日という日は私たちの残り人生において最初の一日です。今日も新たな「ゼロ」を「イチ」にすると同時に、大切な一日を後悔のないよう活動します。

メンバーの協力を頂きながら共に活動・運動を行って参りますので、一年間よろしくお願い致します。